伝説のM1音源を受け継ぐ KORG M3R

1989年7月発売。1Uサイズのフルラックモジュール。シーケンサーは内蔵せず、M3R独自の音色を追加している。
M3の名前を冠しているが、後に発売されるM3シリーズとは関係が無いM1系列の音源である。

1. 伝説のM1音源を受け継ぐ、1Uラックマウント音源モジュール

KORG M3Rは、1989年に発売された1Uラックマウント音源モジュールです。往年の名機M1のPCM音源をベースに、多彩な機能と拡張性を備え、当時の音楽シーンに大きなインパクトを与えました。

2. M3Rの魅力を徹底解剖

2.1 M1譲りのPCM音源と豊富な音色

M3Rは、M1譲りの高品質なPCM音源を搭載しています。ピアノ、ストリングス、シンセサイザーなど、幅広いジャンルに対応する800種類以上の音色が収録されており、当時の音楽制作において欠かせない存在となりました。

2.2 リアルタイムコントロールで表現力を拡張

M3Rは、リアルタイムコントロール機能も充実しています。ベロシティ、アフタータッチ、モジュレーションホイールなどを駆使して、音色に表情をつけることができます。

2.3 豊富なエフェクトとアルペジエーター

M3Rは、音色に深みを与えるエフェクトや、フレーズ作成をサポートするアルペジエーターも搭載しています。これらの機能を組み合わせることで、より多彩な音作りが可能になります。

2.4 メモリーカードによる拡張性

M3Rは、メモリーカードによる音色拡張に対応しています。当時の拡張音源は多数発売されており、ユーザーのニーズに合わせて音色を拡張することが可能でした。

3. M3Rの活用法

3.1 DTMで往年のサウンドを再現

M3Rは、DAWソフト上でプラグインとして使用することができます。M1譲りの音色を活かして、80年代~90年代の音楽を再現するのに最適です。

3.2 ライブパフォーマンスで個性を演出

M3Rは、コンパクトなサイズながらパワフルな音源モジュールです。ライブパフォーマンスに持ち出して、個性的な音色を演出することができます。

3.3 レトロな音色を現代風にアレンジ

M3Rのレトロな音色を現代風にアレンジするのも面白いでしょう。エフェクトやシンセサイザーの機能を駆使して、新たなサウンドを生み出すことができます。

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