Roland D-10
1988年発売。D-50やMT-32と同じLA32を音源チップに持つ中級機種。D-10は61鍵ベロシティ対応鍵盤を持ち、リズムマシンを内蔵する。鍵盤はアフタータッチ未対応。当時の価格は128000円で、物品税廃止に伴い119000円に改定。 音源部のアーキテクチャはMT-32に近く、シンセサイザーサウンドジェネレーターのパラメータには互換性がある。しかしPCM片の種類や個数には大きな差があるため、最終的な音色データに互換性はない。 D-10とD-20にはMT-32相当のマルチティンバーモードと、ライブパフォーマンスでの使用を前提としたパフォーマンスモードの両方のモードをフロントパネルのスイッチによって切り替えることができ、その点ではD-50のパフォーマンス性能と、MT-32のデスクトップミュージック用音源性能の両方を折衷したシンセサイザーを目指していた。シーケンサー内蔵なのにヤマハのEOSに負けていた感があるのは何故だろう?
メーカー詳細をみてみる?(取説ダウンロード)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。