Roland D-20
1988年発売。D-50やMT-32と同じLA32を音源チップに持つ中級機種。 D-20はD-10に8トラックのシーケンサーと2DDのフロッピーディスクドライブを搭載したもの。当時の価格は178000円で、物品税廃止に伴い165000円に改定。 音源部のアーキテクチャはMT-32に近く、シンセサイザーサウンドジェネレーターのパラメータには互換性がある。しかしPCM片の種類や個数には大きな差があるため、最終的な音色データに互換性はない。 D-10とD-20にはMT-32相当のマルチティンバーモードと、ライブパフォーマンスでの使用を前提としたパフォーマンスモードの両方のモードをフロントパネルのスイッチによって切り替えることができ、その点ではD-50のパフォーマンス性能と、MT-32のデスクトップミュージック用音源性能の両方を折衷したシンセサイザーを目指していた。 D-20の8トラックシーケンサーはパンチイン・パンチアウトも可能で、2DDのフロッピーディスクドライブを搭載する本格的なものだった。一方でステップ入力が出来ず、また処理能力の不足からテンポがずれる、発音が遅れるなどの問題を抱えていたため、実用的ではなかった。
店で中古を見つけてATMでお金下ろして店に戻ったら売れて無かった思い出があります。
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