YAMAHA MU80

1994年発売。XG音 源の第1号機。32パート64音ポリフォニック。音色はノーマルボイス729音と21ドラムセット(XGモードで使用できるボイスは、537ノーマルボイ ス+11ドラムボイス)。エフェクトは5基搭載。リバーブ、コーラス以外に、多様な音色に加工できるバリエーションエフェクトと、1パートにだけかけられ る専用ディストーションエフェクトを持ち、ジャンルに合わせて簡単に選択できる5バンドイコライザーを搭載している。16ビットA/Dインプットがあり、 マイクをつなげるとカラオケとしても利用でき、またギターをつなげて内蔵のエフェクトをかけて使うことも可能である。その後のMUシリーズの基本形となっ た機種である。TG300の後継機という位置づけで発売されたが、TG300にあったエレメント単位での音色エディット機能は割愛し、その代わりに音色を最大4つまで重ねるパフォーマンスモードを搭載している。また、TG300にあったGS音源をシミュレートするGM-BモードはSC-88の音色配列の一部を追加し、TG300-Bモードとして引き続き採用している。また、ローランドCM-64の音色配列に対応したC/Mモードも選択可能である。波形容量は8MB。

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